ユニバーサルかぎ針あみ~ちぇ「プレミアムシリーズ」
片麻痺の方でも編み物が出来るかぎ針です。金箔柄桐箱入りのプレミアムなデザイン五種から選べます。
PDF:如何使用Amiche
こういう方におススメ
こういう方におススメ
片麻痺、手の震え、手の力が弱くなっている、指を曲げると痛みがある、フレイル、手指の変形、薬副作用などによるしびれ、触覚障害、義手、握力低下や手の動作制限、認知症
【お持ちの病名】
脳血管障害、脳性麻痺、頸髄損傷、パーキンソン病、リウマチ、変形性指関節症、腱鞘炎、手根管症候群、ヘバーデン結節、CM関節症、バネ指
素材
素材
アダプター…ゴム製
補助バンド…パイル糸ポリウレタン(医療用止血バンド素材)
かぎ針…アルミニウム
サイズ
サイズ
重さ
重さ
全体…380g
郵送
郵送
日本…1~2週間程度
中国…2~3週間程度
取り扱い上の注意
取り扱い上の注意
◎乳幼児の手の届かないところに保管してください。
◎針先はとがっているのでご注意ください。
◎直射日光・高温多湿の場所を避けて使用・保管してください。 ◎施設などで使用する際は、必ず指導者の監督の下で使用してください。 ◎汚れた時は、中性洗剤で洗い完全に乾燥させてください。(ベンジンなど揮発性の洗剤は使用できません) ◎両手に不自由を感じる場合、当かぎ針2本を使用して編んでいただくこともできます。 ◎補助バンドを使用する場合は、10~15分毎に補助バンドを外して手先の血行を促してください。
あみ〜ちぇ
「ユニバーサルかぎ針あみ~ちぇ」が生まれたきっかけは、一人の編み手の方との出会いでした。
彼女は、脳血管障害による片麻痺があり、軽い認知症もありました。昔、編み物を楽しんでいたものの、病気になってからはやめてしまっていました。外出もしたがらなくなったことを心配した家族が、あみ~ちぇの現代表の平田さんに声をかけたのです。
手編み講師として活躍していた平田さんは、元看護師ということもあり、病気や障がいを抱えた方に、編み物を教えることが多かったのです。
もう一度、好きな編み物をするという喜びを、その方から平田さんは強く感じました。
ただ、かぎ針を落としてしまったり、うまく毛糸が操れなかったりなど、大変さもありました。その様子をみながら、手先が不自由な方が上手に編むことができるようなかぎ針があったらなと考えました。
様々調べたものの、これまでにそうした編み針をつくっているメーカーはなさそうでした。大手メーカーでは、お客が少なくて取り組む対象にならない。中小メーカーでは、開発の手間に比べた収益を考えると難しい。「それなら自分がやるしかない!」と平田さんは思い立ちます。2012年のことでした。
いざ、つくろうと思っても、専業主婦だった平田さんは、何から始めたらよいか、右も左も分かりませんでした。
しかし、平田さんのこのアイディアへの熱い思いが、さまざま助けてくれる人を呼び起こします。助成金の申請を手伝ってくれる人、協力を申し出てくれる工場、モニターに手を挙げてくれる編み物講師の仲間たちや障がい者の方々。
試作とモニターを繰り返すこと、その回数はなんと100回を超えました。ようやくたどり着いたのが、いまの製品の形です。
手先の不自由な多くの方々に使われるようになっていて、もう一度編み物をする喜びの声を聞くたび、平田さんは「想いが形になって、自分の子どもが活躍しているように感じて嬉しい」と語ります。そして、この商品を送り出すことは、子どもを結婚に送り出すような気持ちだとも言います。そんな心のこもった製品です。