佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の
橋間葵です。
このブログでは脳卒中後のリハビリに関する基礎知識や自主トレなどについて記しております。
自主トレはおひとりおひとりにあったメニューについて関わりがあるリハビリスタッフから指導を受けることが1番よいと思っていますが、訪問リハビリやデイケアや自費リハビリなどを行っていない方は、リハビリスタッフと接する機会がないと思います。
わたしは、このブログを通じて自主トレのヒントを得ていただければ幸いかなと思っています。
なかなか自主トレのヒントを見出せない症状として、「麻痺手が全く動かないときの自主トレ」ではないかと思っています。
麻痺手が全く動かないとき、ブロックや輪投げやお手玉などの道具を使った自主トレは難しい場合が多いです。
麻痺手が全く動かないときの自主トレとして以下の内容を指導させていただくことがあります。
① ストレッチ
ストレッチは麻痺手が動かない場合でも、動く場合でも重要な自主トレだと思っています。
痛みが出ないように、ゆっくり動かす、負荷を与えすぎないように気をつけることが大切です。
https://ameblo.jp/aoi19780728/entry-12856338983.html
https://ameblo.jp/aoi19780728/entry-12755647477.html
https://ameblo.jp/aoi19780728/entry-12693344975.html
https://ameblo.jp/aoi19780728/entry-12863162976.html
② 反対の手を使った運動
麻痺手だけでは動かせない場合、反対の指を麻痺手と組んで、バンザイ運動を行っていただくことが多いです。
また、指を組んで手首の運動や肘の運動を行うことができます。
https://ameblo.jp/aoi19780728/entry-12832197195.html
③ ワイピング
タオルを使って台布巾で机の上を拭くよう動かす「ワイピング」は、麻痺手のみでも反対側も一緒に行う方法があります。
https://ameblo.jp/aoi19780728/entry-12821551605.html
https://ameblo.jp/aoi19780728/entry-12770088653.html
今回は比較的、安全に行える自主トレについてご紹介しました。
みなさんのお役に立てれば幸いです。
☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆
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この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2024年9月19日のブログより転載させていただきました。