佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の
橋間葵です。
脳卒中後、リハビリを行う前にさまざまな検査を行ったと思います。
場合によっては、意識がもうろうとしているとき、記憶にない中で検査が行われたということもあるでしょう。
手足が思うように動かない状態のときに、「手を挙げてください」と体の動きを確認するような検査も行われたと思います。
脳卒中後、自分自身の体の状況を理解することが難しいときに、さまざまな評価を実施されること自体が苦痛に感じてしまうことがあったかもしれません。
わたしも、リハビリ内容を組み立てるのに必要な評価を行います。
リハビリ内容を組み立てるのに必要な評価であったとしても、患者さんから「今はいろいろ検査して欲しくない」という主旨の言葉をいただくこともありました。
脳卒中後、なぜリハビリ実施のために評価を行うのかというと、以下の目的があります。
① 患者さんの状態を把握するため
② 患者さんおひとりおひとりに合わせたリハビリ内容を決めるため
③ 今後の見通しを立てるため
④ リハビリ目標を明確にするため
⑤ できないことを他の方法でできないか模索するため
このようなことを思いながら、リハビリ実施のための評価を行います。
リハビリで用いられる検査方法は数多くあります。
担当させていただく患者さんに必要なリハビリ内容を組み立てるためにも、検査をしっかり行なっていきたいと思います。
☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2023年6月16日のブログより転載させていただきました。