佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の
橋間葵です。
2022年10月1日〜2日にかけて開催された、「第22回認知神経リハビリテーション学術集会」に参加しました。
残念ではありましたが、昨今のコロナ禍で現地参加は参加を断念せざるを得ませんでした。
しかし、コロナ禍で発展したオンラインの仕組みで、自宅に居ながら学術集会に参加することが出来ました。
今回は久しぶりに一般演題として脳卒中の方の手の治療に関することを発表させていただきました。
直接会場で発表しなくとも、昨年からはオンデマンド配信にて演題発表することが可能です。
質疑応答もスラックというアプリを使って、意見交換することが出来ます。
いくつか貴重な質問をいただいて、臨床の考えがまたひとつ整理できた気がします。
学術集会のテーマは、「臨床の造形」。
このテーマには患者さんとともにリハビリ内容を決めていくという心構えが含まれています。
リハビリはリハビリスタッフだけてつくりあげていくことは出来ません。
患者さんの外から確認できる検査(筋力検査など)だけではリハビリの組み立ては不十分です。
患者さんが感じているさまざまな体験をリハビリスタッフと共有することで、臨床のヒントがたくさん生まれます。
久しぶりに学術集会に参加して、まだまだ学びが足りないなと感じました。
毎日毎日の積み上げが臨床には大切です。
明日からの臨床も全力で進んでいきたいと思います。
☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2022年10月3日のブログより転載させていただきました。