佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の
橋間葵です。
脳卒中後の歩行練習や日常生活で歩くときに杖を使っている方がいらっしゃるのではないでしょうか。
ここ数年で、杖は薬局や量販店などで手軽に買うことができるようになりました。
また、地域の介護用品販売店でも、複数の杖から選んで購入することが可能です。
杖と一口に言いましても、さまざまな種類があります。
今回は杖の種類について主要なものを記していきたいと思います。
1点杖
出典:杖・歩行器等補助用品 編
1点杖とは、もっともスタンダードな杖で、地面についている部分が1点なので1点杖と呼ばれています。
1点杖を使う場合は、あまり杖に体重をかけずに使うのがポイントです。
もっとも使われている1点杖は、T字型タイプの杖です。
4点杖
出典:杖・歩行器等補助用品 編
4点杖とは地面に接触する場所が4点になっている杖です。
1点杖と違い、地面に接触場所が4点で、この4点の範囲が広いので、筋力低下や麻痺がある場合によく利用される杖です。
その他
▼ ロフストランド杖
グリップで体重を支える握り、前腕を支えるカフでの支えを備えた杖です。
引用・参考
1) 財団法人 テクノエイド協会:歩行補助用具の活用.
https://www.techno-aids.or.jp/research/vol12.pdf
2) 国際福祉機器展:杖・歩行器等補助用品 編
https://www.hcr.or.jp/cms/wp-content/uploads/howto_2020_1_3.pdf
☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆
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この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2024年5月12日のブログより転載させていただきました。