佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の
橋間葵です。
各地域で国際福祉機器展が開催されており、わたしも時々北九州で開催されている展示会に出向くようにしています。
インターネットで福祉用具の商品を探しているときに、アクセシブルデザインの総合雑誌 「インクル」をみつけました。
「片手で使えるモノ」の特集で、数年前に東京ビッグサイトで行われた国際福祉機器展の「片手で使えるモノ展」の報告が記されていました。
片手で使えるモノ展では展示する製品を下のように決めていました。
✔ 通常は両手での操作が必要であるのに、片手だけでも操作できる「モノ」
✔ 片手で使うことを補助する「モノ」
✔ 使用するのに特別な技術がいらない「モノ」
この片手で使えるモノ展では、生活空間ごとに製品を展示していたと記されており、とてもよい試みだなと思いました。
家事のコーナーでは、電源プラグが簡単に抜けるモノ、干しやすい物干しハンガーなどが紹介されています。
着衣に関しては、マジックテープタイプの服やフックのある靴下が紹介されていました。
調理や食事に関しては、ピンセットにようになっている箸や底にゴムがついている食器などが展示されていたそうです。
その他、さまざまな片手で使えるモノについて展示されていたとのことでした。
また、脳卒中後の当事者の方や作業療法士などのインタビュー記事が掲載されていました。
この雑誌をいつでも思い出せるように、ブログに健忘録として記しました。
ブログを読んでくださる方のお役に立てれば幸いです。
引用・参考
1)(公財)共用品推進機構:アクセシブルデザインの総合雑誌 「インクル」 第110号 2017年
https://www.kyoyohin.org/en/publicity/inkuru/pdf/incl_110.pdf
☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆
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この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2023年3月18日のブログより転載させていただきました。