佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の
橋間葵です。
脳卒中後の麻痺側のストレッチを自主トレとして取り組んでいらっしゃる方が多いのではないでしょうか。
特に、麻痺側の指のストレッチは自主トレの代名詞のようなメジャーな内容となっていると思います。
入院中は、自主トレとリハビリスタッフによるストレッチの機会が多かったと思いますが、自宅退院後は自主トレがメインになっていると思います。
ご自身で麻痺手のストレッチを行うとき、どうしても伸びている感じを実感しにくいと見聞きしています。
麻痺手側の痛みがない場合、手指だけをストレッチするのではなく、机などに手のひらをおき、手首もストレッチするように麻痺手に体重を載せる方法をご指導させていただくことがあります。
手指の筋肉は、肘の近くから始まり、手首を通過して指先に到着するタイプのものがあります。
そのため、指先だけストレッチするより手首からまとめてストレッチした方が広範囲に筋肉を伸ばすことができます。
▼ 机に手を載せます
▼ 手首をそらすように動かします。可能であれば立って手首から指先にかけて体重を載せます。
写真撮影のために反対の手を用いてませんが、反対の手で手の甲を押さえると、ズレずに体重を載せることができます。
指先や手首が痛い方はこの方法でのストレッチはお控えください。
手首を反らせる角度は少しずつ行ってください。
みなさんのお役に立てれば幸いです。
☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆
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この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2024年6月17日のブログより転載させていただきました。