佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の
橋間葵です。
私は病院勤務で、入院患者さん・外来患者さんのリハビリ支援を行っています。
脳卒中発症したばかりの方から発症後10年以上経過した方などさまざまな病期の方を支援させていただいています。
脳卒中発症後、患者さん自身は不安な気持ちを抱え、これからどうなっていくのかわからないお気持ちでリハビリが始まっていくことが多いと思っています。
私は担当させていただく患者さんに対して初めてお会いする時にさまざまなことをお話ししています。
もちろん、患者さんの体力やお気持ちに合わせて話す内容や量を決めています。
① 今回の病気について、救急病院の医師からどのような説明を受けたか
② 救急病院で、これから手足がどのようになるか説明を受けたか
③ 救急病院のリハビリからどのような説明を受けたか
④ 今、疑問に思っていること、不安なことはないか
このような内容についてゆっくり丁寧に話しています。
脳卒中後のリハビリ開始時は、お身体の状態や高次脳機能の状態を評価してリハビリ内容を組み立てていくことは当たり前だけど大切なことです。
しかし、いきなり評価するのではなく、私は上のような話から初めることが多いと思います。
脳卒中後の症状はおひとりおひとり異なりますが、お気持ちも異なります。
私はまず初めに、お気持ちがどのようであるか確認するのです。
さまざまな話を行うことで、、、
✔️ 救急病院では意識がボーっとしていたから、医師から何と説明があったか覚えていない
✔️ 手足の状況について説明を受けていない
✔️ どんなリハビリがあるのか不安
✔️ 入院費や生活費が不安
このようなお声を確認しています。
作業療法士である私が担う案件ではありませんので、患者さんから得たお気持ちを医師・看護師・医療相談員に伝達して説明の場を設けたり、相談業務を開始していきます。
リハビリを行うにあたって、
「患者さんと信頼関係をつくる」ことは
しっかりと話を聞くことが大切だと思います。
ここ数日、こんな思いで過ごすことが多かったので、私の気持ちを記しました。
☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆
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この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2024年2月4日のブログより転載させていただきました。