佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の
橋間葵です。
病院では、年2回の医療安全に関する研修会を行うことが義務づけられており、当院での今年度分の研修会が昨日終わりました。
特に当院で力を入れて改善したい医療安全は「転倒転落」なのですが、昨日の研修会の場で1年間の転倒転落事故に関する調査を行い報告しました。
当院では、足の骨折で入院している方、脳卒中後に入院している方、パーキンソン病の治療やレスパイト入院をしている方の順に転倒転落が多いのです。
わたしのブログでも、時折転倒について認めています。
https://ameblo.jp/aoi19780728/entry-12764012200.html
脳卒中後、手足の麻痺やバランス障害などにより、転倒しやすい状況に陥る場合があります。
入院中であればベッド周り、自宅退院であればトイレまでの移動などの環境整備をしっかり行い、つまずきなどを予防することが大切です。
研修会を通して、改めて転倒防止に努めたいと思いました。
引用・参考
1) 渡部 喬之 他:脳卒中患者のやむを得ない転倒. Jpn J Rehabil Med 2018;55:948-955
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjrmc/55/11/55_17027/_pdf
2) 下村 晃子 他:脳神経系疾患患者における転倒転落リスクアセスメントツールの開発. 日看管会誌 Vol. 26, No. 1, 2022
https://www.jstage.jst.go.jp/article/janap/26/1/26_76/_pdf/-char/ja
☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆
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この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2023年11月21日のブログより転載させていただきました。