佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の
橋間葵です。
佐賀も雪がちらつくようになり、一層寒さが増してきましたね。
寒さをしのぐために暖房を使う機会が増えているかと思います。
冬場は空気が乾燥し、不感蒸泄と言う、水分が皮膚や呼吸から蒸発する量が増えることがわかっています。
さらに暖房を使うと、部屋の中の湿度が下がり、不感蒸泄が増し、脱水を引き起こしやすくなります。
脱水は、夏の暑い時期に汗をかいて起こるようなイメージがあるかも知れませんが、空気の乾燥・暖房を使用することでさらに空気が乾燥することが原因ではありますが、夏場に比べて水分補給が少なくなることも冬場の脱水の原因であると言われています。
この冬場の脱水は、冬の脳卒中の原因の1つであるとも言われています。
冬に多い脳卒中「隠れ脱水」に要注意
脱水の主な症状を以下に記載します。
✔ ふらつく
✔ 食欲低下によるだるさが出現する
✔ 立ちくらみ
✔ めまい
✔ 口の中がベタベタする
✔ 指がかさつく
これらの症状が出現する前に、こまめに水分を摂取したいですね。
”本格的な冬が来る前に「水分補給」について考えよう”
冬場の水分補給について
水分補給の目安をお伝えするときは、以下のように説明しています。
✔ 朝起きたとき
✔ 朝食時
✔ 朝食と昼食の間
✔ 昼食時
✔ 昼食と夕食の間
✔ 夕食時
✔ 入浴前
✔ 寝る前
わたしも冬場は意識して水分をとるように心がけています。
少しでも、冬場の脱水になる方が減るとよいなと思っています。
☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆
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この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2022年12月21日のブログより転載させていただきました。