佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の
橋間葵です。
脳卒中後の手指のリハビリのために、リハビリ室にある道具を使い、さまざまな手指の機能を高めて日常生活で麻痺手が使えるように支援しています。
手指用の道具はいろんなものがありますが、最近は両手動作&手指のつまみ動作を促すOT道具が欲しいなと思うことがあり、簡単に出来る方法で手作りしています。
最近作ったものは、プチっとはめることができるボタン留めの道具です。
たまたま我が家の近くの手芸店が閉店セールをしていたので、平テープ12円・プラホック144円で購入していたものを使いました。
材料費なんと156円。
金額もお手頃なので、手作りリハビリ道具としてはおすすめです。
1. 平テープを切る(端のほつれが気になる方は、木工ボンドを端につけて乾かすといいです)
2. プラホック用の穴を開けて、プチっと取り付ける(写真のように凸側凹側を写真のように取り付けます)
これで、出来上がりです。
ボタンを外すときは親指を人差し指の横につける横つまみというつまみで外すことが出来ます。
また、ボタンをはめるときは横つまみや親指と人差し指の指腹でつまむ方法などで実施可能です。
作るときはハサミなどで平テープに穴を開けますので、作るときはリハビリスタッフと一緒に作ったり、ご家族などと一緒に作ってみてください。
何かのお役に立てれば幸いです。
☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆
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この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2023年8月14日のブログより転載させていただきました。