佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の
橋間葵です。
昨日、学び続けているピアカウンセラーの定期勉強会に参加しました。
今回のテーマは、ILP(自立生活プログラム)でした。
自立生活プログラムとは、障害者が自立生活に必要な心構えや技術を習得するプログラムです。
障害者自身が力をつけていく場とも言えます。
何が今回の勉強会で衝撃だったかというと、
『病院で、脳卒中後の方々が退院後の生活を見越したサポートを受けずに退院して、生活していくのに大変な思いをしている方が多いということ』でした。
具体的な例を挙げると…
✔️ 障害年金の受給方法を教えてもらってない
✔️ 仕事復帰についた段階的なサポートがない
などがありました。
わたしは、病院で勤務しており、脳卒中後の方々の退院支援や外来リハビリ移行後のリハビリ支援を行っていますが、上記のような課題はクリアされていると思っていました。
当院は今まで働いた病院と比べると、本人やご家族と話す機会を設けやすかったり、他の事業者とのカンファレンスも充実していると思っています。
しかし、さまざまな県から勉強会に参加している皆さんからの話を聞くと、「退院支援ができているつもりになっていたかもしれない」と思いました。
自分自身で、「出来ている」、「うまくいっている」と思っていた気になっていたのだと思います。
今日の学びを機に、仕事でのあり方を見直したいと思いました。
☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆
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この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2024年4月7日のブログより転載させていただきました。