走路时难以应付的环境:迈向跌倒预防

歩行中に対応しにくい環境:転倒防止に向けて

佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の橋間葵です。


脳卒中後、ご自宅に退院してから、ご自宅で転倒して骨折した方々を担当することがあります。


みなさんが口にするのは、「気をつけていたけど転んだ」という言葉。


決して、転ぼうと思って転倒したわけではありません。


また、気をつけていたのに転倒したということは、何か転倒してしまう条件があると思います。


一般的に、脳卒中後方々が、歩行時に対応しにくい環境は、以下の3点だと言われています。


✔️ 障害物またぎ


✔️ 方向転換


✔️ 隙間通過(通り抜け)


上の3点だとは言われていますが、転倒した方のエピソードを詳しくみていくと、個別性が高いことであったり、心理面も関連することがわかります。


足のつまずき
・ドアを開けて部屋に入る時につまずいた


・アスファルトの駐車場でつまずいた


・洗面室でつまずいた


・床に敷いている布団につまずいた


足のもつれ
・坂道で足がもつれた


・犬の散歩中に足がもつれた


身体的機能障害
・右側(左側)に半身不随麻痺がある


・足に力が入りにくい


・足の感覚がわかりにくい


めまいやふらつき
・トイレの後、立ち上がった時にめまいがして転倒


・ベッドから起きて歩く時にふらついて転倒


安全の確認不足
・床にスリッパがあるのに気がつかなかった


・駐車場の輪止めに気がつかなかった


・こたつの台に手を乗せて立とうとして、こたつの台ごと滑り落ちた


・椅子に座る時に距離感を誤って尻もちをついた


大丈夫と思っていた動作
・カーテンを閉める時に、カーテンを閉める方向につられて転んだ


・棚からものをとるときに後ろに転んだ


・荷物を持って運んでいて前が見えなくて転んだ


・歩いているときにスリッパは脱げて転んだ


このような過去のエピソードや当事者の方々のアンケートをもとに、どのようにして歩行中に転倒している方が多いか、知識として持っていると、担当患者さんの転倒予防につながると思っています。


歩行時の状態を把握しながら、予防的な関わりもしっかり行なっていきたいと思っています。


引用・参考
1) 安藤 純子 他:高齢者の転倒と個人特性

https://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/files/public/2/25775/20141016152512549154/StudHumSci_1_1.pdf


☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆

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この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2022年11月26日のブログより転載させていただきました。

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