证据解释:使用方式与局限性

エビデンスの解釈:利用の仕方と限界


佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の橋間葵です。

脳卒中後のリハビリテーションを行うとき、リハビリの内容を決めるときの手がかりとして、「エビデンス」をもとにリハビリテーションを組み立てていきます。

このブログでは「エビデンス」について度々取り上げています。

https://ameblo.jp/aoi19780728/entry-12664474988.html

https://ameblo.jp/aoi19780728/entry-12743762753.html

https://ameblo.jp/aoi19780728/entry-12743762753.html

https://ameblo.jp/aoi19780728/entry-12820320707.html


エビデンスとは、証拠・根拠・形跡・証言などを意味し、業界用語や学術用語として使われることが多い言葉です。

新型コロナウイルスが流行始めたとき、どのような対策が望ましいかさまざまな報道を見聞きしたことがあると思います。

マスクが有効であるとか、手洗いうがいがよいとか、消毒液を使った方がよいとかですね。

「根拠に基づく医療(EBM)」は、根拠の高いもののみを使うことというように勘違いされている面がありますが、「ひとりひとりの患者のケアにおける意思決定において、現時点で入手しうる最善のエビデンスを良心的に、明示的に、思慮深く用いること」と第一人者が定義しています。

限られた時間で最大の効果を追求するために、リハビリもさまざまなエビデンスを組み合わせながらより良い内容を模索していきます。

しかし、エビデンスを用いてリハビリを行って行くことがよいようにも思えますが、実際の臨床現場では患者さんの状況や病院や施設の環境によって、エビデンスを用いることができない場合も多いのです。

どのようなリハビリがよいか研究していくとき、分析の信頼性や妥当性などを高めるために患者さんについて除外基準を設けて調査していることが多いので、臨床現場で出会う患者さんに公表されているエビデンスが適さない場合があるのです。

ここでいう患者さんについての除外基準としては、重複する疾病がないこと(脳卒中以外に病気がないこと)、高次脳機能障がいがないこと、年齢が若いこと、ハイリスク患者さんでないことなどです。

したがって、根拠のあるリハビリテーションを組み立てていくためには、最新のエビデンスについての情報をすることはもちろん大切ですが、患者さんが有している合併症や患者さんの希望など総合的に勘案し、リハビリテーションの内容を組み立てていくことが大事だと思っています。

さまざまな情報を把握して、患者さんおひとりおひとりに合わせたリハビリ内容が提供できるように最新のエビデンスを学び、患者さんとのコミュニケ-ション術も研鑽を積み、日々精進していくしかないと思っています。

☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆

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この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2023年8月24日のブログより転載させていただきました。

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