佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の
橋間葵です。
脳卒中後、入院でのリハビリを経て、自宅退院や施設入所前に「介護保険」を申請した方がいらっしゃるのではないでしょうか。
介護保険制度の施設に入所するには、施設に応じた要介護度が必要であったり、デイケアや訪問リハビリを利用するために介護保険が必要だったりします。
また、介護保険制度での住宅改修や福祉用具のレンタルにも介護保険が必要です。
現在、介護保険の介護認定の度合いは7つに分かれており、非該当まで入れると8つに分かれます。
◼️ 非該当
◼️ 要支援1
◼️ 要支援2
◼️ 要介護1
◼️ 要介護2
◼️ 要介護3
◼️ 要介護4
◼️ 要介護5
介護認定の度合いは、介護を必要とする時間や身体能力の状態、認知症の有無、褥瘡などの処置などの医療行為の有無などで決められていきます。
例えば、トイレに関しての介護が必要な場合は要介護3以上になる場合が多く、一人で起き上がれたりトイレに行くことができる方は要介護1以上になることが難しかったりします。
介護認定の度合いは、主治医の意見書や認定調査の結果からコンピュータ判定され、その判定結果を複数の人による(医師、看護師、理学療法士など)意見交換がなされ、介護度が決まります。
ご自身の介護度について疑問に思ったりすることがあれば、担当のケアマネジャーなどにご相談ください。
引用・参考
1) 厚生労働省:要介護認定の仕組みと手順
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11901000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Soumuka/0000126240.pdf
2) 介護のためのガイドブック.
https://www.ffpri.affrc.go.jp/geneq/chishiki/guidebook/documents/kaigo_gaidobook_1.pdf
☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆
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この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2024年3月21日のブログより転載させていただきました。