脳卒中後の一般的な自主トレ

2024年7月9日

佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の橋間葵です。

脳卒中後の自主トレは、探せば探すほど種類が豊富だなと思っている方がいらっしゃるのではないでしょうか。

また、あれやこれやしなくちゃいけないと、頭がいっぱいになっている方もいらっしゃるかもしれません。

確かに、脳卒中後の自主トレは、よくある自主トレからオリジナルの自主トレまで含めると、整理することが難しいぐらい多いと思います。

今回は、自主トレ内容を整理する意味で、一般的な自主トレ内容をお示ししたいと思います。

ストレッチ

ストレッチはもっともポピュラーな自主トレではないでしょうか。

脳卒中後の筋肉のこわばり(痙縮)の維持改善や、関節の動く範囲の維持改善、リラックスなどの目的をもってストレッチを行うと思います。

注意点は、痛みは心地いいと感じる程度に留めて、無理に関節を動かさない、ゆっくり時間をかけて伸ばすことだと思います。

筋力トレーニング

筋力トレーニングも脳卒中後の自主トレによく用いられていると思います。

回復期や生活期では、筋力トレーニングについて脳卒中治療ガイドライン上でもすすめられています。

筋力トレーニングでの注意点は血圧管理だと思います。

また、痛みが出ないように注意してトレーニングすることが大事です。

立ち上がり練習

脳卒中後の自主トレとして、立ち上がり練習を行う方も多いと思います。

立ち上がり練習についての注意は、自分自身だけで立ち上がりができる方は自分だけで練習できますが、立ち上がり練習を行うとふらつきがある方はお独りでは立ち上がりの練習は控えてください

歩行練習

歩行練習も脳卒中治療ガイドラインにすすめられると記されています。

日常生活動作練習

日常生活動作とは、「食事」、「トイレ」などの普段から行っている動作のことをさします。

脳卒中治療ガイドラインにおいても日常生活動作練習は進められています。

以上、何点かわけてみましたが、みなさんがそれぞれに行ってみたいものを選べたらよいなと思っています。

みなさんのお役に立てれば幸いです。

☆*:.｡. 最後まで読んでいただきありがとうございました .｡.:*☆

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この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2024年4月23日のブログより転載させていただきました。

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