佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の
橋間葵です。
毎日、たくさんの方にブログに訪問してくださっており、嬉しく思っています。
フォローしてくださっている方がもうすく500人になりそうですので、ここで改めて「脳卒中」について全体的な内容をまとめていきたいと思います。
脳卒中とは
脳内の血管が破れたり詰まったりして発症する病気です。
脳内の血管が破れて発症するタイプを「脳出血」や「くも膜下出血」、脳内の血管が詰まって発症するタイプを「脳梗塞」と呼びます。
出典:脳卒中で倒れないためのリスク管理
脳卒中と似た言葉として「脳溢血(のういっけつ)」や「脳血管障害」があります。
脳溢血は、脳卒中に対する昔の呼び方です。
今でもご高齢の方とお話しするとき、脳溢血という言葉が出てくる場合があります。
脳血管障害は、脳卒中と同じ扱いで使うという書物と、脳血管性認知症や高血圧性脳症などを含むので分けて扱っているという書物もあります。
私見ですが、何かリハビリ関連で書物を読むときは、脳血管障害(脳卒中)と記載されているものが多いので、脳血管障害と脳卒中は同じ意味合いだと思ってよいかと思います。
脳卒中になるとどうなるのか
脳卒中になると、脳のさまざまな機能が働きにくくなります。
脳内の血管が破けたり詰まったりすることで、脳内の神経細胞が死滅したり、活動しにくいいわば休眠状態になっています。
脳の中では、それぞれの場所で人が生きていくために必要な能力を生み出せるよう役割を持っています。
脳卒中によってダメージを受けた部分の役割が働きにきくなるのが脳卒中の症状です。
体を動かす命令を出す部分やその神経の通り道にダメージをきたすと、手足の麻痺が生じます。
また、言葉を話す部分やその神経の通り道にダメージをきたすと、言葉が話せなくなる症状が出現します。
もし、再発したら
ご自宅にいるときや外出先などで脳卒中が再発した場合、迷わず救急車を呼びましょう。
脳卒中発症数時間しか使えない薬があったり、数時間しか対応できない手術などがあります。
顔がゆがむ・手が落ちる・言葉が話しにくいなどがあれば、一刻も早く救急要請しましょう。
出典:国立循環器病研究センター
最後に
今回は、脳卒中について簡単にまとめました。
皆さんのお役に立てれば幸いです。
引用・参考
1) 公益財団法人 循環器病研究振興財団:脳卒中で倒れないためのリスク管理.2023年7月1日発行
http://www.jcvrf.jp/general/pdf_arekore/arekore_159.pdf
☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆
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この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2023年8月7日のブログより転載させていただきました。