佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の
橋間葵です。
これまでブログでは、回復期リハビリテーション病棟を退院したぐらいの時期の生活期のリハビリについてさまざまな視点でしたためています。
https://ameblo.jp/aoi19780728/entry-12850177470.html
https://ameblo.jp/aoi19780728/entry-12838926652.html
https://ameblo.jp/aoi19780728/entry-12798096536.html
急性期や回復期では、脳卒中の麻痺手に対して、最大限の機能回復を中心にしたリハビリが行われていることが多いと思います。
わたしも、急性期や回復期の時期の麻痺手のリハビリ支援では最大限の回復を目指しています。
回復期リハビリテーション病棟を退院する時、「できるだけ日常生活で麻痺手を使ってください」と言われた方がいらっしゃると思います。
また、具体的に「食事の時に皿を麻痺手で固定したり、雑巾を絞るとき麻痺手を添えてみましょう」と使う場面を想像したような指導を受けた方もいらっしゃるかも知れません。
生活の中で麻痺手を使うことは、非常にバリエーションが豊かで、同じような麻痺手の具合であっても、日常生活場面での使い方には大きな差が出てくると思います。
✔️ 生活スタイル
✔️ 学業や就労や育児
✔️ 趣味や社会的活動
✔️ お住まいの家の状況
生活期のリハビリ支援を考えていくとき、これらのことを患者さんおひとりおひとりの特性について評価していきます。
個別性を大切にしたリハビリ支援を念頭に置き、退院した後の麻痺手についても自主トレなどをしっかりお伝えしていくような臨床をこころがけたいと思っています。
☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆
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この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2024年8月25日のブログより転載させていただきました。