柔软麻痹手放在桌子上的练习

柔らかく麻痺手を机の上に載せる練習

佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の橋間葵です。

脳卒中後、麻痺手だけの力で机の上に手を載せられない場合、反対の健側の手の助けを借りて机の上に麻痺手を載せると思います。

麻痺側の手がダランとして筋肉が柔らか過ぎたり、逆に筋肉が硬くなりやすくても、机の上に麻痺手を載せることが難しい場合があります。

最近、患者さん方からであったり、リハビリスタッフから「柔らかく麻痺手を机の上に載せる方法」が知りたいということを言われる機会が続きました。

わたしは、認知神経リハビリテーションの勉強会で学んだ方法が1番良いかなと思って周囲の方々にお伝えしています。



① 麻痺手の手首あたりを下から持ち上げるように空中に浮かせる

このときのポイントは、麻痺側の腕や手全体を健側の手に預けること

普段より指が柔らかく、ダラリと垂れていたら力が上手に抜けていると判断できる

② 麻痺手を机の上方に浮かせるように健側手を動かす

このときのポイントは焦らずにゆっくり

③ 静かに麻痺手を机の上に載せる

このときのポイントも焦らずにゆっくり

④ 曲がっている麻痺手の指を1本ずつゆっくり伸ばす

このときのポイントも焦らずにゆっくり

一連の流れを動画のようにお伝えしています。

みなさんのお役に立てれば幸いです。

☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆

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この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2024年3月12日のブログより転載させていただきました。

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