佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の
橋間葵です。
脳卒中後、利き手が麻痺した場合、反対の手で字を書く練習を行ったり、麻痺の手が少しずつ動くようになると麻痺の手で字を書く練習を行うこともあると思います。
字を書くために必要な関節の動きや細かいものをつまむ練習を行うこともありますが、実際に文字を書く練習も行います。
特になぞり書きを行うことが多く、徐々に模写へ移行します。
なぞり書きは、書字の正確性に有意な向上を認めたとの報告があります。
利き手とは反対の手で書字練習を行うときは、色塗りなどの塗りつぶしからはじめて、線のみ書く練習、漢字、ひらがな、漢字かな、文章に移行していくことが一般的です。
書字練習にはボールペンからではなく、鉛筆からはじめることが多いです。
昔は、手作りで書字練習の用紙をつくっていましたが、今はインターネットで練習用の用紙がダウンロード可能です。
今回は、わたしが普段からつかっている書字練習の用紙をご紹介します。
ぜひご活用ください。
▼神奈川県作業療法士会のお役立ちPDF
書字-作業療法Tips＆PDF
▼文章など書字訓練向けプリント
文章など書字訓練向けプリント用紙
▼美文字練習プリント
美文字練習プリント
▼ ペン字の味方
免费练笔网站
無料ペン字練習サイト
▼ ボールペン字無料練習テキスト
無料ボールペン字練習と漢字検定、習字、テキスト・ドリル・プリント・お手本集
引用・参考
1）明﨑 禎輝 他：非利き手の書字正確性を向上させる練習方法.理学療法科学 24（5）：689–692，2009
https://www.jstage.jst.go.jp/article/rika/24/5/24_5_689/_pdf
2）中井敬三 他：脳卒中片麻痺患者の利き手交換訓練の 一方法─書字訓練について─．理学療法と作業療法 1975, 9(11): 775-781
☆*:.｡. 最後まで読んでいただきありがとうございました .｡.:*☆
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2023年2月28日のブログより転載させていただきました。
