佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の
橋間葵です。
再び新型コロナウイルスに感染する方が増え、近隣の病院での病床使用率や高齢者施設などでのクラスターが頻発するようになっています。
ニュースやラジオで見聞きする時事の情報はネガティブなものが相変わらず多く、気分が滅入ってしまいそうになります。
このような世の中でで、近隣の心療内科や精神科の病院では新たな患者さんの受け入れや受診予約が1ヶ月以上待たなければならない状況が起きています。
昨日のブログでも記しましたが、こころが疲れてしまうのは当たり前で、その人のせいではないということが浸透すれば良いのになと思っています。
ここ数日、メンタルヘルスについて考えたり調べてたりする機会が増えており、よいなという資料を見つけました。
今日ブログでご紹介するのは、「こころのABC活動実践ワークブック」です。
この資料では、気持ちの落ち込みや将来に対する不安を感じたりする状態を「こころのメタボ」と呼んでいます。
こころのメタボとは、いわゆるうつや不安などの気分や症状のことです。
こころのメタボ
「メ」:めんどくさい
「タ」:ためいきをつく
「ボ」:ボーッと足を引きずる
このような「こころのメタボ」が大きくならないように、目が向かないようにしていく活動が「こころのABC活動」です。
「こころのABC活動」は、メンタルヘルスが良好な人、つまり「こころのメタボ」を日頃から小さくすることができている人が、日常生活において意識的に行っている行動に注目したものです。
「こころのABC活動」
「A」:Act→こころも体も人とも活動的になる行動
「B」:Belong→趣味の会やクラブ活動など
「C」:Challenge→何かに献身すること・目の前でできる新たな挑戦など
「こころのメタボ」が小さくなるように「こころのABC活動」を知っておくことがよいかなと思って、資料を紹介しました。
お役に立てれば幸いです。
引用・参考
▼こころのABC活動実践ワークブック(ダウンロードできます)
https://www.waseda.jp/inst/weekly/assets/uploads/2016/10/a104da31379e670cec9a9fa9d478f6dc.pdf
☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆
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この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2022年12月14日のブログより転載させていただきました。