佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の
橋間葵です。
脳卒中後、公的サービスを利用するというイメージを持ったとき、介護保険のサービスを利用することをイメージする方が多いのではないでしょうか。
退院後、自宅で利用する訪問リハビリや施設に通うデイケア、手すりなどの設置の住宅改修がイメージしやすいかもしれません。
また、ご自宅での生活が困難な場合、介護保険関連の施設入所もイメージする方もいらっしゃるでしょう。
しかし、介護保険を利用するには、介護認定を持っていることが条件ですが、認定を受けるための条件を満たさなければ、認定のための申請も行えません。
□ 65歳以上の方
□ 40歳以上65歳未満の特定疾病のいずれかにかかっている方
上記の2つのどちらかを満たしていれば、介護認定の申請が行えます。
40歳以上65歳未満の特定疾病の中に「脳血管疾患」が含まれます。
脳血管疾患とか、脳梗塞や脳出血やくも膜下出血などです。
65歳未満で、脳梗塞などにかかり、介護が必要な状態になったとしても、40歳以上であれば介護認定の申請が行えます。
しかし、35歳で脳梗塞になった場合、介護認定の申請自体が行えず、介護保険の利用が出来ません。
そのような場合で、身体障害者手帳をお持ちの場合、障害者総合支援法のサービスが利用できます。
リハビリの実施やショートステイの利用や住宅改修などが含まれます。
以下にご紹介する「障害福祉サービスの利用について」は、障害者総合支援法についてのパンフレットです。
わたしも普段から利用しているパンフレットです。
介護保険以外のサービスで何かないかなとお探しの方や、介護認定のの条件に満たない脳卒中後の方や支援している方など利用していただけると幸いです。
▼全国社会福祉協議会:障害福祉サービスの利用について
ダウンロード
https://www.shakyo.or.jp/download/shougai_pamph/date.pdf
☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆
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この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2022年9月17日のブログより転載させていただきました。