佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の橋間葵です。
脳卒中後、入院での治療やリハビリを受けて自宅に退院するときに、必要な場合は福祉用具をすすめて自宅生活が送りやすいように支援します。
ここ数年、福祉用具は福祉用具のカタログだけではなく、チェーン店のドラッグストアなどでも購入することができ、昔より身近な道具となりつつあるかなと思います。
また、福祉用具ではなくても、普段使いの便利グッズも増えてきている印象です。
福祉用具に合わせて、普段使いの便利グッズについても退院する前の患者やご家族の方に説明しています。
今回は、わたしがおすすめする普段使いの便利グッズについて紹介します。
▼ ニトリの「滑りにくいトレー(滑り止め加工 木製トレー)」
https://www.nitori-net.jp/ec/product/8910599s/
ご自宅で食事を運ぶとき、片手でトレーを握って歩いて移動する方が多いと思います。
ニトリの滑りにくいトレーは、滑りどめ加工が施されているため、写真のような傾きでも食器が動かないので便利です。
また、片手で食事をするとき、皿の下に滑り止めマットを敷いている方もいらっしゃると思いますが、ニトリに滑りにくいトレー自体が滑り止めマットの役割を果たすので便利です。
▼ 片手で切れるマグネットキッチンペーパーホルダー
https://www.nitori-net.jp/ec/product/8987994s/
キッチンペーパーを片手のみで切ることは難しいと思っていらっしゃる方は少なくないと思います。
ニトリだけではなく他のメーカーからも片手で切ることができるキッチンペーパーホルダーがありますので、いろいろ探してみといただけたらと思います。
https://item.rakuten.co.jp/yamayuu/yj-3006/?iasid=07rpp_10097___e0-lltkx5bf-9l-e9bec2b3-7a46-4108-a2f5-f3ed1483de79
▼ エア弁付シリコーン蓋
https://jp.daisonet.com/products/4550480215327
エア弁付シリコーン蓋は、わたしも普段使いにしています。
脳卒中後、ラップを切ることが難しくてレンジで何か温める時に苦慮するお話を聞くことがあります。
このシリコーン蓋は、ラップのように皿の縁に密着するので、ラップと変わらない気がします。
▼ スベラナイト
スベラナイトA4-2029(200mm×290mm)片手でも字が書ける滑り止めシート1枚入り https://amzn.asia/d/123HEoO
片手で紙などに文字を書くとき、紙を押さえることができずに文鎮などを用いる場合があります。
スベラナイトは紙の下に置くだけで、紙が固定できるので、片手で文字を書くことができます。
今回は、普段使いの便利グッズについて紹介しました。
みなさんのお役に立てれば幸いです。
☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆
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この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2023年8月28日のブログより転載させていただきました。