“握、转、放”的自主训练

「握る、回す、離す」の自主トレ

佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の橋間葵です。

脳卒中後の自主トレにはさまざまな方法がありますが、ご自身のお体の状態と目的に合わせて選択していると思います。

麻痺手に対する自主トレには、物を握ったりつまんだりするなど手指に関する内容が多いかなという印象です。

私が昔から臨床場面で行っている動きのひとつですが、「握る、回す、離す」を一つの道具で行うという方法があります。



わかりやすいように色付きの角柱の積み木で動画を撮っていますが、四角いコーヒーの瓶などでも取り組んでいただくことが多い動きです。

動画の方法を以下に記します。

① 手指を伸ばして横に倒した角柱に多い被さるように握ります(握る)

② 握った角柱を垂直に立てる(回す)

③ 立てた角柱から指を離すように動かす(離す)

①〜③の動きが麻痺手のみでは行いにくいときは、反対側の手で手伝っていただければよいと思います。

コーヒー瓶などの四角い形の縦長のものであれば、いろんなもので試していただければいいと思っています。

四角い形という点がポイントなのですが、円の形の積み木では、テーブルの上に置いても転がっていかないという点です。

数多くある自主トレの方法の一部だと思っていただけると幸いです。

☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆

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この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2024年2月22日のブログより転載させていただきました。

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