佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の
橋間葵です。
脳卒中後の麻痺手のリハビリのために、わたし自身の手の動きを分析することがあります。
ここ最近は、コーヒー瓶の蓋の開閉とお菓子の開封について分析していました。
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指一本一本が複雑な動きをしていることがわかります。
このような指の動きは一本一本意識しているわけではありません。
目的である動作に意識が向きますが、蓋を持つ時に何指を、どんなタイミングで、どんな力加減で、どんな指の配置にするかなどには意識は向かいません。
しかし、脳卒中など手足が動きにくくなる状況になると、一気に指の動きに気持ちが向かうことがあります。
けれども、手足が動きにくくなる前には、何か動作をする時に指一本一本に意識していたわけではないので、どのように指に気持ちを向けたらいいかわからないと思います。
そのため、麻痺手のリハビリを行う時、日常生活に直結するような動きや取り組みを行い、意識しなくとも使いやすい手指になるためにはどうすればいいか試行錯誤しています。
答えが出ないこともありますが、さまざまな勉強を通して精進していくしかないと思っています。
☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆
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この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2024年4月21日のブログより転載させていただきました。