当我的身体没有按预期移动时我注意到的事情

思うように体が動かず、気がついたこと

佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の橋間葵です。


ここ1ヶ月、持病の腰痛が悪化して、昨日は整形外科受診して、トリガー注射を筋膜に打ってもらいました。


整形外科受診中は、車椅子で過ごしました。


思うように体が動かないとき、わかっているつもりだったさまざまな環境のバリアを改めて気がつくことが出来ました。


毎日の通勤で利用している列車でのバリア、たまに使う特急列車でのバリア、駅の環境のバリアなどについて、「この部分は使いにくいな」「危ないな」と気がついたのです。


この気づきを忘れないため、また患者さん方にお伝えするために、わたしの健忘録として記していきたいと思います。


特急列車の手すり




これは、ある特急列車内の手すりを写したものです。


どこに手すりがあるか、おわかりでしょうか。





わたしが手をかけている部分に手すりがあります。


出っ張ったデザインの絵?の下に手すりが設置されているので、狭い空間に手を潜らせなければ手すりをつかむことが出来ません。


これでは、手すりをつかみ損ねる危険性があるなと感じました。







列車を降りるとき、ドアの近くにある縦手すりを使って、駅のホームにでようとするとき、ホーム側に手すりがないため、腰が痛い状態のわたしは、列車から降りるのに苦労しました。


杖を使って列車から降りる場合は、ホーム側に杖をつくと体を支えることができますが、杖を持たないわたしは降りるときに不安定な状態でホームに降りざるを得ませんでした。


上りエスカレーターのみ わたしが時々利用するある駅は、階段近くに設置されているエスカレーターは、上りエスカレーターのみです。


長く歩いた先にはエレベーターはありますが、長くあるのもきつかったため、手すりを持ちながら階段でゆっくり降りました。


わたしが毎日利用している駅は無人駅で、エレベーターもエスカレーターもなく、階段を使って列車に乗り込むホームに行く必要があります。


車椅子で過ごした整形外科受診での気づき 腰痛のため、整形外科を受診したとき、看護師さんが気を遣ってくださり、一日車椅子を使いました。


そこでもさまざまなバリアに気がつきました。


整形外科受診中は、多目的トイレを使ったのですが、多目的トイレまでの経路に普通のトイレが設置されており、普通のトイレの順番待ちの方々が並んでいる狭い通路を車椅子で通らなければならない状況でした。


「すみません、多目的トイレに行きたいので通してください」と普通のトイレに並んでいる方に声をかけて通路を通りました。


多目的トイレの中には小さな手洗い場がありましたが、紙タオルがなかったので、別の手洗い場を使いましたが、車椅子が手洗い場に侵入させることができず、手をたくさん伸ばして手を洗いました。


この手洗い場の下の空いている空間(本来は車椅子を侵入させることが出来る空間)には、トイレットペーパーの在庫の段ボールが置いてありました。


手洗い後、紙タオルで手を拭いて、ゴミ箱に入れる際に、足でゴミ箱の蓋を開けるタイプのゴミ箱しかなく、手でゴミ箱の蓋を開ける必要性があり、不衛生に感じました。


環境以外のバリア


車椅子を使ったり、腰が痛いのでゆっくりしか動けないとき、すれ違う人やわたしを追い越す方々の言動や態度に心を痛めることが多々ありました。


車椅子で移動しているとき、足を投げ出して座っている方の足に車椅子がぶつからないように、車椅子を通してくださいと伝えても、イヤホンで塞がっている耳には聞こえないので、他の患者さんが対応してくださりました。


列車から降りるとき、ゆっくりしか降りることができず、後に並んでいる方から舌打ちをされました。


環境だけではなく、改めて人の態度もバリアだなと気がつきました。


今回気づいたことの視点を忘れずに、働いている職場の環境に気を配ろうと改めて思いました。


また、何気にしているかもしれない態度で、患者さんを傷つけているかもしれないので、改めて自分自身の言動を見直そうと思いました。


ブログを読んでくださっている皆さんから、生活している中でのバリアで、こんなところもバリアになるんだよと教えていただけたら幸いです。


☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆

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この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2023年3月4日のブログより転載させていただきました。

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