佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の橋間葵です。
もう12月になり、一年があっという間だなと感じる季節になりましたね。
わたしは、今年はあれもこれもしたかったけど、実現できなかったことも多く、悔やんでしまうことがあります。
しかし、今年1年を振り返ると、頑張ってこれたこと、実現できたこともあるなと感じます。
できたことに気持ちを向けると、少しだけ自分自身に自信を持てたり、自分を認めることができます。
入院している患者さんから、「わたしは何もできなくなった」「まだ歩けない」などのネガティブなお気持ちを伺うことがあります。
そんなときは、「脳卒中後、これまでの頑張りを一緒に振り返ってみる」ことを行なっています。
例えば、、、
✔️ ベッド上のリハビリからリハビリ室へ場所を変えてリハビリができるようになった
✔️ 車椅子に座れなかった時期があったけと、今は安全に車椅子に乗ることができる
✔️ ベッドに腰掛ける練習までだったのが、立ち上がりの練習ができるようになっている
など、できることが増えていることに気がつくことがあります。
毎日、毎日のリハビリを行う中で、変化が見えにくいことがあり、気持ちが落ち込んでしまうことがあるかもしれません。
しかし、脳卒中を発症してから今日までを振り返ると、変化していることに気がつくかもしれません。
あまり変化がないなと落ち込んだり不安になるときこそ、これまで頑張ってきたご自身の変化を探していただきたいなと思います。
毎日の不安が少しでも解消できればよいと願っています。
☆*:.｡. 最後まで読んでいただきありがとうございました .｡.:*☆
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この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2022年12月5日のブログより転載させていただきました。
