佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の
橋間葵です。
脳卒中をはじめ、さまざまな病気や怪我をしたあと、マイナス思考になったり気持ちが落ち込んでしまうことが多いのではないでしょうか。
脳卒中になったことの原因を探して自分自身を追い込んでしまったり、できないことに気持ちが向かいがちになったり。
他にもできるようになったことが増えても、できるようになったことには気持ちがいきにくいと思っています。
わたしはリハビリ支援をさせていただく方々に、「自分に◯をつけてください」「自分にはなまるをあげるとしたらどんなことでしょう」と問いかけることがあります。
なかなかご自身では、できるようになったことに気がつきにくいので、わたしからお伝えすることもあります。
そして、毎日の生活の中でプラス思考になる時間を増やすために、「今日のいいことを3つ挙げてみる」という方法もお伝えしています。
今日のいいことは、リハビリの目標が達成できたとか、決まったリハビリメニューを最後まで行ったなどが含まれます。
また、リハビリ関連の内容だけではなく、日常生活で気がついた今日のいいことを挙げてみましょう。
6月5日のわたしの今日のいいこと3つなら、以下の内容です。
1.ハンバーグがうまく焼けた
2.雨が降る前に自宅に帰った
3. 勉強会の資料を1つ作り終えた
この3つがわたしの今日のいいこと3つです。
このような思考方法であれば、プラス思考となる時間が増えるのではないでしょうか。
梅雨本番に入り、気持ちがネガティブになりやすい時期ですが、時折プラス思考になる時間が確保できたらいいなと思っています。
☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆
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この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2023年6月7日のブログより転載させていただきました。