康复病房姨妈养成的一个习惯

【番外編】叔母が回復期リハ病棟で獲得した習慣

佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の橋間葵です。


叔母が太ももの骨折をして、回復期リハビリテーション病棟でのリハビリを受けて、サービス付き高齢者住宅で住むようになって3年が過ぎました。


わたしが勤務する病院にも回復期リハビリテーション病棟はありますが、退院した後の患者さん方の生活について知り得ることはほとんどありません。


叔母が近くのサービス付き高齢者住宅に住むようになってから、改めて回復期リハビリテーション病棟で獲得した日常生活が習慣化するって大切だなと感じています。


サービス付き高齢者住宅は、日常生活が自立している方や少し日常生活のお手伝いがあれば入所することができる住宅型の施設で、介護保険外の施設です。


叔母は以前はマンションに一人暮らしで、歳と共に片付けがなかなか出来なくなり、マンションの立ち退きと同時にケアハウスに入所しました。


ケアハウスでは、食事は食堂で住んでいる方々と共に食べますが、お風呂や洗濯は自分で行うことが必要な施設です。


叔母は、ケアハウスで転倒して太ももの骨を骨折しました。


整形外科の病院で急性期の治療を行い、その後、回復期リハビリテーション病棟に入棟して、歩行や入浴が自立して、サービス付き高齢者住宅に入所することが出来ました。


排泄だけは、紙パンツを使う必要があり、紙パンツを使った後の処理についても、回復期リハビリテーション病棟で習慣化することが出来ました。


紙パンツを使った後の処理を自分で行えなかったら、サービス付き高齢者住宅に入所することが出来なかったので、回復期リハビリテーション病棟での習慣化は本当にありがたかったです。


その他にも、回復期リハビリテーション病棟では、日常生活に関わることが習慣化出来ていました。


✔️ 朝はパジャマから普段着に着替える


✔️ 自分で洗濯する


✔️ 簡単な掃除が出来る


✔️ 寝る前に普段着からパジャマに着替える


✔️ 使用済みの紙パンツを新聞紙にくるんで所定の場所に捨てる


✔️ 安全に入浴が出来る


これらのことが回復期リハビリテーション病棟で習慣化し、現在も叔母は自立した入所生活を送っています。


回復期リハビリテーション病棟では、体の機能の回復だけではなく、生活の中でのできることを増やしていくことも大切な支援の内容だと思っています。


叔母は回復期リハビリテーション病棟で歩行が自立しただけではなく、日常生活に必要な活動も習慣化し、一人で行えることが増えて、今でも実行することが出来ています。


わたしは病院で勤務しており、退院した方の生活の状態を長い間サポートすることはなかなか出来ず、生活の状況を知り得ることもほとんどありません。


だからこそ、叔母の状況を知ることは、入院期間中にどのようなリハビリ支援を行うことが必要なのか、わたし自身の考えをめぐらせる材料となります。


退院後、地域のお住まいの場所に戻ったり施設を利用したりする場合の生活の状況を想定して、患者さんやご家族の方としっかり話し合いながら、リハビリ支援を行っていく必要性を感じます。


リハビリテーションは、体の機能の支援だけではなく、生活や余暇活動も支援対象です。


リハビリ支援は、幅広い知識と経験が必要なので、これからも毎日の臨床で得られた経験などを積み上げていきたいと思っています。


☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆

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この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2023年2月27日のブログより転載させていただきました。

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