佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の
橋間葵です。
先日、ある学校の作業療法士学科の生徒さん2名の1日体験実習の受け入れを行いました。
はじめての実習になる方々でしたので、緊張感をとりほどきながら対応させていただきました。
学生さんと話しながら、学生さんが質問してきたとき、
✔️ その質問いいね
✔️ いい気付きですね
などの声かけを意識して行なっていました。
そうすると、学生さん方は目を輝かせながら、さらにモチベーションが高まっているんだなと思える行動が生まれました。
その行動とは、「さらに質問をしてくる」と言った能動的な行動でした。
はじめて実習を体験する学生さんは、緊張感がいっぱいで、「変な質問をしていないか？」「こんなことを質問すると注意を受けないか？」など、マイナス思考に陥っている方もいらっしゃいます。
だからこそ、質問したこと自体について、「よいところ」であると指導者が認識し、ポジティブな声かけを行っています。
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わたしが学び続けているピアカウンセリングには、大切な約束ごとがあります。
その1つが、「相手のことも自分のことも否定しない」というものです。
ピアカウンセリングでは、参加される方が安心して話せるように、いくつか約束ごとがあります。
この「相手のことも自分のことも否定しない」ということは、話す内容をありのままに受け入れてもらえる安心感や否定されない自分を知ることで自己受容の成立をサポートします。
「否定されない」ということは、今の世の中では難しいなと思う場面が多々あります。
仕事で付き合う方、家族、自分自身に関わる周囲の方々の行動や発言について、「悪いと思えてしまうこと」や「自分の考えと比べて否定しまうこと」を繰り返していると、気持ちが疲れてしまいます。
周囲の方々の行動や発言について、良いところをみつけて、ポジティブに接すると、自分自身の心が楽になります。
もちろん、多くの方がいれば考えや大事にしたいことは異なります。
考えがたくさんある中から、全てをまとめることは難しく、折り合いをつけなければならない局面もあります。
折り合いをつけながら、相手の考えを大切にしていき、相手のよいところを探しながら、ポジティブな面を相手に伝えていくと、自分自身の耳に入る言葉もポジティブな言葉が入ってくるので心が楽になります。
相手のよいところを探すことはとても難しく、わたしも日々勉強です。
また、相手のよいところを探すだけではなく、自分自身のよいところをという考えも大切です。
自分自身のよいところを見つけ、自分自身をほめるということは、普段なかなか行わないのではないでしょうか。
自分のことも否定せず、よいところを探す。
自分自身を否定せず、ありのままの自分を受け入れることは、自己受容につながります。
インターネットやニュースで見聞きするネガティブな情報にさらされる毎日なので、少しでもポジティブな思考に向かえるように、自分自身の心を成長させたいと思っています。
☆*:.｡. 最後まで読んでいただきありがとうございました .｡.:*☆
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この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2022年12月1日のブログより転載させていただきました。
