佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の
橋間葵です。
9月も下旬に入りましたが、極端に涼しかったり暑かったりと、気温差が大きい日が続きますね。
「暑さ寒さも彼岸まで」とは言いますが、秋の彼岸が過ぎても暑い日に気分が滅入りそうです。
この季節の変わり目は体調を崩しやすく、いつもより疲労を感じていらっしゃる方が多いのではないでしょうか。
このような体調の不調の原因のひとつに「寒暖差疲労」があると言われています。
気温の差が大きいことにより、自律神経の機能が乱れ、体が疲れてしまうことを「寒暖差疲労」と呼びます。
体は自律神経の機能により一定の体温を保つために汗をかいたりしますが、気温差が大きいと自律神経に負担がかかり、体調を崩してしまうというメカニズムから寒暖差疲労を起こすと言われています。
▶寒暖差疲労の症状
☑︎ 体がだるい
☑︎ 疲れやすい
☑︎ 食欲が落ちる
☑︎ 肩こりや頭痛がする
☑︎ 朝、すっきり起きられない
☑︎ 頭がボーっとして、無気力
このような症状を呈します。
▶症状の緩和のためには
☑︎ 生活リズムを整える
☑︎ 無理せずゆっくり休む時間をつくる
☑︎ 湯船につかる
☑︎ 朝日を浴び、夜は寝付きやすい環境を整える
など、対応策がパンフレットなどで示されています。
自分の体の不調は自分自身で感じることもありますが、自分ではわからないこともあります。
寒暖差の大きい日が増える時期から体の症状がで始めた方は、寒暖差疲労の可能性が否めません。
季節の変わり目は、無理せずゆっくり過ごすように心がけてみてくださいね。
引用・参考
1) 小林製薬株式会社:その疲れ「寒暖差疲労」かも?.2020年10月
2)東京証券業健康保険組合:秋バテってなあに?
http://www.shoken-kenpo.or.jp/contents/healthup/files/healthup_392_2.pdf
3)リンナイ株式会社:寒暖差疲労について全国 47 都道府県別に意識調査を実施.ALIA NEWS Vol.174
https://www.alianet.org/newalia/wp-content/uploads/2022/01/0402-TOPICS_%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%82%A4.pdf
☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆
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この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2023年9月27日のブログより転載させていただきました。