参与肢体僵硬(痉挛)发展的大脑区域

手足のこわばり(痙縮)発生に関する脳の部位

佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の橋間葵です。

これまで、痙縮について記した内容を数回お届けしています。


『痙縮の肢位と一般的な原因筋』

佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の橋間葵です。  ここ数日、痙縮に関連する内容をまとめています。『リハビリの有無で痙縮発生状況は異なる』佐賀住まい・福岡勤務の…

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『リハビリの有無で痙縮発生状況は異なる』

佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の橋間葵です。脳卒中発症後、急性期病院で救急治療を行い、その後は回復期リハビリテーション病棟へ入棟するという流れが一般的です。…

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『痙縮に関するまとめ』

佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の橋間葵です。  最近、「痙縮はどこからきますか?」「リハビリの方法で痙縮が悪くなる方法がありますか?」「痙縮に対する自主トレ…

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脳卒中後に生じる症状の「手足のこわばり(痙縮)」は、日常生活の動きを制限したり、痛みを伴ったり、ご自身で体を動かすのに影響を及ぼします。

脳卒中後の痙縮の発生率は、約4~42%などの報告はあるも、数値にばらつきがあり、参考資料を読めば読むほどさまざまな報告を目にします(以前記した痙縮の発生率が古いこともあります)。

痙縮は、全ての脳卒中後の方に出現するわけではないので、脳のダメージの部分やダメージの大きさで出現するかしないか異なるんだろうと学生のころからぼんやり思っていました。

作業療法士になって3~5年の間に受講した研修会では、痙縮発生に一番関わる脳の部位は「被殻」であると習い、それ以降は被殻出血後の患者さんを担当するときは、「痙縮が出現しているかもしれない」と思い、初期評価を行うようになりました。

しかし、被殻出血以外の脳卒中後の方で、痙縮が出現している患者さんをたくさん担当させていただきました。

いろいろ論文を読む中で、痙縮に関する脳部位はまだまだ他にもたくさんあることがわかりました。

今回は、このことを踏まえて、手足のこわばり(痙縮)発生に関する脳の部位について記していこうと思います。


脳損傷の部位と大きさ

 RIら(2020)は、錐体路を含む中大脳動脈領域の病変は痙縮を伴うことが多い(30.8%)と関連していると報告してます。

また、痙縮の予測について、ダメージを受けている部位が3cm以上で、病変が中大脳動脈領域に位置する場合、脳卒中後の痙縮を予測できる可能性があると結論づけています。

さらに、病変が中大脳動脈領域で錐体路や内包に病変が及ぶ場合も、痙縮発生が予測しうると記しています。


出典:SITE AND SIZE OF LESION PREDICT POST-STROKE SPASTICITY

上記の図は中大脳動脈領域の病変のMRIです。


被殻との関係

痙縮と関連する脳部位として、被殻の研究は多くの論文で確認できました。

Cheungら(2016)は、痙縮がある方で最も多い脳病変部位は被殻であったと報告しています。

Toledoら(2022)の論文ですが、片麻痺と痙性はシルビウス溝と皮質周辺と皮質下領域および被殻の損傷に影響されると報告しています。


上肢の痙縮に関する脳部位

 Leeら(2019)の報告では、上肢の痙縮に関する脳部位として

□ 放線冠

□ 内包後脚

□ 視床

□ 被殻

□ 運動前野

□ 島

などと報告しています。


下肢の痙縮に関する脳部位

Leeら(2019)の報告では、下肢の痙縮に関する脳部位として

□ 放線冠

□ 視床

□ 被殻

□ 尾状核

□ 外包

□ 内包後脚

などと報告しています。


最後に

今回は、手足のこわばり(痙縮)発生に関する脳部位について記しました。

患者さんを担当するとき、しっかりMRIを確認しようと思っています。


引用・参考

1)S RI et al.SITE AND SIZE OF LESION PREDICT POST-STROKE SPASTICITY: A RETROSPECTIVE MAGNETIC RESONANCE IMAGING STUDY.J Rehabil Med 2020; 52: jrm00065


2) Cheung et al.:Lesion Characteristics of Individuals With Upper Limb Spasticity After Stroke. Neurorehabilitation and Neural Repair 2016, Vol. 30(1) 63–70

https://journals.sagepub.com/doi/pdf/10.1177/1545968315585357


3) Toledo et al. Shared and distinct voxel‐based lesion‐symptom mappings for spasticity and impaired movement in the hemiparetic upper limb. Scientific Reports  (2021)

https://www.nature.com/articles/s41598-022-14359-8.pdf


4)Lee KB, Hong BY, Kim JS, Sul B, Yoon SC, Ji E-K, et al. (2019)Which brain lesions produce spasticity? An observational study on 45 stroke patients.PLoS ONE 14(1): e0210038

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6345431/pdf/pone.0210038.pdf


 ☆*:.。.最後まで読んでいただきありがとうございました。.:*☆

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この文章は、橋間葵さんのブログ「脳卒中リハビリよろづ相談所」2022年9月5日のブログより転載させていただきました。

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