为什么要在中风后传达预后信息?

脳卒中後、なぜ予後予測を伝える必要があるのか?

佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の橋間葵です。


脳卒中後の患者さんを担当する時、「これからどうなりますか?」「先が見えなくて不安です」と言ったお気持ちを教えていただくことがあります。


当院では、脳卒中発症後の数時間しか使えない薬や手術を行うことはできません。


脳卒中発症直後にご自宅から直接当院に入院して来られるのは、脳卒中の重症度が低い方や脳卒中発症後数時間以上経過している方がほとんどです。


大学病院などの一次救急病院から当院へ転院して来られる方は、脳卒中発症1ヶ月前後の方が多いです。


脳卒中発症直後の自宅からの直接入院の方、転院して来られる方のお体の状態を把握させていただくと、おおよその予後がわかります。


予後とは、「病気や手術などの医学的な今後についての見通し」のことを言います。


脳卒中についての予後は、さまざまな報告があります。


例えば、「発症直後、◯◯という能力が△△だと退院する時に歩行が自立する方は××%である」というような脳卒中後の機能的な予後があります。


また、「◯◯が△△だと、自宅退院が困難である」というような脳卒中後の社会的な予後があります。


脳卒中後の患者さんを担当したときには、さまざまな検査を行いますが、検査を行ったあと、主治医に患者さんの状況をお伝えします。


また、主治医から「今の現状だとどこまで回復しそうですか?」などの質問を頂くことがあります。


主治医に、リハビリの検査の結果内容や検査結果からわかる「患者さんの今後」についても、報告しています。


主治医は、必要に応じて、患者さん本人やご家族に状況を説明しています。


患者さんのお体の状態や脳のダメージの場所や大きさから、予後については「歩くことが難しい」ことや「自宅退院が難しい」という予後がわかることがあります。


これらの予後について、主治医がタイミングを見ながら患者さんやご家族に説明します。


脳卒中の予後について、全ての方が思うような回復の道を辿るというわけではありません。


脳卒中後のリハビリを行うための入院期間は病院の機能によって定められています。


もともと自宅で生活していた方が、脳卒中後に自宅生活ができないとわかると、さまざまな手続きを得て転院したり施設へ入所する運びとなる方が多いです。


脳卒中発症直後や2〜3ヶ月後のお体の状態で自宅生活が困難だと予測できる方には、病院から退院するときに転院先の病院や施設を探していただくことが必要です。


退院直前に施設を見つけようとしても、「介護保険」を申請していなかったり「施設の空室がない」場合があるので、早めに予後をお伝えしていくことが重要です。


脳卒中後、なぜ予後予測を行い患者さんにお伝えするかというと、


「予後に向かってリハビリを組み立てる」


「退院後の生活を見据えたリハビリを組み立てる」


ということが理由だと考えています。


リハビリの内容は、おひとりおひとりの個別性が高く、また不確実性の要素をはらんでいます。


だからこそ、一般的な予後を知っておき、患者さんに必要なリハビリ展開が重要です。


これからも、おひとりおひとりに合ったリハビリを追求していきますが、一般的な予後予測を知り、毎日の臨床に反映したいと思っています。


☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆

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この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2022年11月14日のブログより転載させていただきました。

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