为了使用手指,除了肌肉力量外还需要感觉的原因

手指を使うために筋力だけでなく感覚も必要な理由

佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の橋間葵です。

脳卒中後、麻痺側の手指が動かしにくくなったり動かせなくなり、「力が弱くなったのかな?」と思われる方が少なくないと思います。

脳卒中後の麻痺の症状として筋肉のこわばりだけではなく、思い通りに力が出せなくなる症状があります。

筋肉がこわばって、何かものを握りたくても手指が曲がってものがつかめないことがあるかと思います。

また、あまり筋肉のこわばりが強くなくても麻痺手の力が思い通りにに出せずに、ものを握って持ち上げられないこともあるかもしれません。

しかし、脳卒中後の麻痺手には力が十分にあって筋肉のこわばりもあまり出現していなくても、手指が使いにくくなる場合があります。

原因はさまざまですが、そのひとつに感覚障害の存在があります。

感覚障害がある場合、

✔️ 握りたいものの大きさに手指を広げるとき、手指の動きを目で確かめる必要がある

✔️ ものを握っても握った感覚がわからない

✔️ 手指からものが落ちそうな感覚がわからない

✔️ 力が入りにくいと勘違いして、さらに手指に力を込めようとする

上記のようや場面を確認することが多々あります。

手指を使うためには、筋力だけではうまくいかないことも。

https://ameblo.jp/aoi19780728/entry-12744203250.html

そのような症状がある場合、細かく感覚検査を行なっていきます。

感覚の検査をしていると、触られたかわからない・何指が動いているかわからないという状況の場合があります。

感覚障害があると、命令通りに手足を動かせなくなったり、手指でものを握っているのがわからないということも。

手指をグーパー出来ても、感覚障害があれば手指は動かしにくくなります。

麻痺手の手指を使うためには、筋力だけでなく感覚も必要です。

今回のブログが、皆さんのお役に立てれば幸いです。

☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆

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この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2024年2月12日のブログより転載させていただきました。

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