佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の
橋間葵です。
ブログに訪問してくださる方から、手指を伸ばしたり曲げたりすることのリハビリについて知りたいというメッセージをいただきました。
メッセージはブログを継続する力になります。
本当にありがとうございます。
脳卒中後、麻痺手がまったく動かない状態であったり、手指や肘が硬くなったりというお体の症状が出ている方も多いと思います。
手指がダラっと弛緩した状態であっても、徐々に手指が硬くなる場合も。
また、手指を握り込んだまま、なかなか手指を伸ばせない方もいらっしゃると思います。
まずは、手指をリラックスさせ、マッサージを行い、手指の関節が固まるのを予防することが大切です。
『手のひらのマッサージ・ストレッチ』
また、なかなか手指をストレッチさせることが難しい方は、福祉用具を用いて手指をストレッチすることをご紹介することもあります。
『お役立ち情報:手指のストレッチボード』
さらに、座ったり立ったりしているときに手指が固くなっていても、寝た状態では指が柔らかくなりやすい方もいらっしゃいます。
寝た状態で手指を柔らかくする方法をお伝えすることもあります。
『寝た状態で麻痺側の指を柔らかくしてみる』
麻痺手の手指を動かそうとしてもなかなか動かない場合、タオルを使って手指を伸ばしていきます。
『身近なもので自主トレを:タオルを使う』
『手指が少し動き始めたときの麻痺手のリハビリ』
近年の医学の発展はめまぐるしいので、これからもどんどん新しいリハビリの考えが出てくると思います。
新しい内容にもしっかり目を向け、よりよいリハビリ支援ができるように精進します。
☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆
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この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2023年5月26日のブログより転載させていただきました。