中风后的长期变化

脳卒中後の長期変化について

佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の橋間葵です。


入院している方やSNSで繋がりのあるみなさんから、度々「脳卒中になった後、180日たったらよくならないのですか?」とご質問をいただくことがあります。


特に、入院している方々からは、「退院した後は何も変わらないのですか?」などのご質問をいただきます。


退院した後、何もせずに、活動性が変わらないのであれば、何も変わらないかもしれません。


それだけではなく、不活発になることで「廃用症候群(筋力低下や体力低下など)」になる可能性もあります。

入院中の方々には、退院した後の生活がイメージできるようにさまざまな内容をお伝えしますが、退院後の生活の中での麻痺した手足の使い方や自主トレについてもお話しします。


退院した後、外来リハビリやデイケアや訪問リハビリを利用することがあるかもしれませんが、何も利用しない方や利用しない時間にどのように生活の中で手足を用いるか説明します。


外来リハビリやデイケアや訪問リハビリでは、リハビリの時間は長くて1時間程度だと思います。


退院後、週に1時間から数時間のリハビリ時間はとても大切ですが、リハビリがないときの時間が圧倒的に多くなってしまいます。


入院期間は最大1日3時間のリハビリを実施して、リハビリ時間以外は病室などで自主トレを行っていた方がいらっしゃるかもしれません。


しかし、退院後は入院中よりリハビリの時間が少なくなってしまうことが多いのではないでしょうか。


麻痺の手足の回復には、体を使う量が大切です。

さまざまな研究で、長期的な改善と日常生活で麻痺手を使う量には関連性があると報告されています。


入院期間には、退院後は出来るだけ目標を持って麻痺手を使う量を確保するようにお話させていただいています。


退院後、自主トレとしてさまざまな内容のメニューをお伝えしますが、日常生活場面で麻痺手を使うことは大切なリハビリ時間であること、麻痺手を使う量と機能改善には関連性があることをお話させていただきます。


麻痺手がほとんど動かない方は、食事の時など腕をテーブルの上に載せること、新聞などを読む時に麻痺手で新聞などを押さえることなどを日常生活の中で取り組んでいただきます。


麻痺手を曲げたり伸ばしたりが少し出来る方には、タオルを畳む時に麻痺手を参加させる、体を洗う時のボディタオルを握るなどを行っていただくように説明しています。


麻痺手の不使用は、麻痺手の廃用を引き起こしますし、麻痺手の改善を妨げる可能性があります。


入院している方々に、退院後も日常生活場面で麻痺手を使うことで長期的に変化し続けることをしっかりお伝えして、退院後の様子がイメージできるように支援していきたいと思います。


☆*:.。.最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆

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この文章は、橋間葵さんのブログ「脳卒中リハビリよろづ相談所」2022年9月11日のブログより転載させていただきました。

「脳卒中リハビリよろづ相談所」

https://ameblo.jp/aoi19780728/



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