在沙发上时管理瘫痪手的位置

ソファに座っているときの麻痺手の位置の管理

佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の橋間葵です。

ソファに座っているとき、麻痺手がだらんと垂れ下がっていたり、気がつくと手首が逆手になっていたりする方がいらっしゃるのではないでしょうか。


麻痺手が垂れ下がっているとき、肩が緩みがちな方は脱臼が心配になったり、手の動きが難しい方は手がむくんでしまうかもしれません。


また、手首が逆手になっていると痛みが出たりむくんだりすることも。

入院している患者さん方には、座っているときの麻痺手の位置の管理を指導させていただいています。


写真のようにテーブルに麻痺手を置いておくと、手が落ちずにむくみ防止にもなります。

ポイントとして、肘までテーブルに載せるとテーブルから手が落ちにくくなります。

 

テーブルに手を載せると肩が痛くなったり、くしゃみなどで筋肉のこわばりからくる肘の曲りなどが出る方には、太ももの上にバスタオルや膝掛けなどを置いて、その上に麻痺手を置いていただく様にしています。

バスタオルや膝掛けはできるだけ平らにすると、麻痺手の位置が安定します。


クッションを太ももの上に置いて、その上に麻痺手を置いていただいて、手が安定する方はクッションの上に置いてもよいと思います。

みなさんのお役に立てれば幸いです。

☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆

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この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2024年2月23日のブログより転載させていただきました。

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