平等的关系

対等の関係性であるということ

佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の橋間葵です。

わたしは「作業療法士」という国家資格を用いて、日々勤務している病院で担当させていただいている患者さんのリハビリ支援を行っています。

一昔前はリハビリスタッフに対して、患者さんや病院スタッフから「⚪︎⚪︎先生」とリハビリスタッフの名前を「先生呼び」していた時代があり、違和感を覚えていました。

昨今では、当院では患者さんや病院スタッフからの「先生呼び」は廃止され、「⚪︎⚪︎さん呼び」となりました。

しかし、患者さん方の中には、「リハビリしてくださるから先生よ」とお話ししてくださる方もいらっしゃるのです。

そんなときは、「一緒にリハビリを行って目標に向かう仲となるので、同志です。」という旨の内容を説明しています。

もちろん、高い専門性の意識を持ち、患者さん方のために尽くしていくという点はありますが、高い専門性を有しているからと言って「偉い」わけではありません。

リハビリスタッフとして、指図をしたり、命令をしたり、無理強いするようなリハビリをすることもありません。

また、「退院時リハビリテーション指導」や「栄養指導」や「服薬指導」などのように、「指導」という名のつく仕事がリハビリスタッフを含め数多くの医療スタッフにありますが、一方的にいい含めるのではなく、「提案」させていただく気持ちで対応しています。

また、リハビリには「評価」という言葉がつきものですが、「評価」というと「優越をつけられる」「嫌な気持ちになる」患者さんがいらっしゃるのも現状です。

そのため、「リハビリを始めるための評価を行います」ではなく、「リハビリを始めるためのお身体の様子を確認させていただきます」という旨の内容をお伝えして対応しています。

わたしたちリハビリスタッフは、「偉い」わけでもなく、「患者さんより立場が上」というわけではありません。

マラソンでいうところの「伴走者」に近い存在だと思いますし、どのように進めるか「道案内者」にも近い存在だと思っています。

「対等の関係性であること」で、意見を交わしながら目標や目的を共有して、同じ時を過ごします。

自戒をこめて、本日のブログにわたしの気持ちをしたためました。

☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆

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この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2023年10月7日のブログより転載させていただきました。

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