脳卒中後の肩の痛み：CRPS

佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の橋間葵です。 脳卒中後、麻痺側の肩が痛んで辛い状態の方がいらっしゃるのではないでしょうか。 脳卒中後の肩の痛みは、複雑で多岐にわたる要因によって引き起こされることがあります。 肩の痛みの原因はさまざまですが、CRPS（複合性局所疼痛症候群）と呼ばれる神経系の異常な反応によって引き起こされる慢性的で強い痛みが生じることがあります。 脳卒中後にCRPSが発症する場合、肩の痛みは神経の異常な活動や炎症の結果として現れることがあります。 この痛みには、鈍い痛みやピリピリとした痛み、過敏症状が伴うことがあり、治療は多岐にわたります。 CRPSは、脳卒中後の肩の亜脱臼や筋肉のこわばりが原因となることも。 CRPSの発生リスクについての報告があり、亜脱臼・筋肉のこわばり・女性・左麻痺・指の麻痺が強いなどが挙げられています。 治療において以下の3つで効果を認めたと報告があります。 ☑︎ ミラーセラピー ☑︎ レーザー治療 ☑︎ 水治療法 https://ameblo.jp/aoi19780728/entry-12781559961.html

https://ameblo.jp/aoi19780728/entry-12778301585.html

ミラーセラピーについては、これまで数回取り上げていますので、読んでいただけると幸いです。 引用・参考文献 1）　Effectiveness of the physiotherapy interventions on complex regional pain syndrome in patients with stroke: A systematic review and meta-analysis.J Bodyw Mov Ther . 2023 Jul:35:175-181. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37330766/ 2）　慢性疼痛治療ガイドライン作成ワーキンググループ：慢性疼痛治療ガイドライン.真興交易（株）医書出版部 2018年3月26日 https://www.mhlw.go.jp/content/000350363.pdf ☆*:.｡. 最後まで読んでいただきありがとうございました .｡.:*☆

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この文章は、橋間葵さんブログ「脳卒中リハビリよろず屋相談所」2023年12月12日のブログより転載させていただきました。